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・長崎県西海(さいかい)市西彼(せいひ)町で起きた2女性殺害事件。殺人などの容疑で
逮捕された三重県桑名市の無職、筒井郷太容疑者(27)が殺害された山下美都子さん(56)の
三女(23)に暴力やストーカー行為を繰り返していたとして、千葉県警が傷害事件での立件も
視野に捜査を始めた直後だった。
事件の約2週間前。父の山下誠さん(58)は「三女の知人が(筒井容疑者に)脅迫メールを
送りつけられている」と長崎県警西海署に相談。同署は千葉県警習志野署に相談するよう
伝えたという。
誠さんが最初に警察に相談したのは10月29日夜。「娘が、付き合っている男から暴力を
受けているようだ」。西海署、県警を通じて習志野署に伝わり、同署は翌30日には
筒井容疑者に出頭を求め注意したという。誠さんは31日、自宅に三女を連れ帰り
「おかげで助かりました」と西海署に電話した。事は収まったかに見えた。
ところが翌日、姉が預かっていた三女の携帯電話には筒井容疑者から「殺す」と
脅迫メールが送りつけられたという。姉は「約束が違う」と告げ、常に誰かが三女に
付き添った。誠さんと三女は12月12日、習志野署に傷害の被害届を出し、事件当日も
2人は都内にいた。「警察が逮捕してくれれば大丈夫」。そう願ったが、筒井容疑者の
うっぷんは家族に向かっていた。(抜粋)
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(>>2-10につづく)