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開発日程が何度も延期されている米軍の次世代主力戦闘機F35(F-35 Joint Strike Fighter、JSF)ライトニングII
(Lightning II)に試験飛行段階で複数の技術的問題が確認され、同型機の生産ペースを落とすことを米国防総省が
検討していることが、国防総省の内部報告書から明らかになった。
F35計画の「クイックルック・レビュー」と題されたこの内部報告書は、米国の独立系ウェブサイト「政府監視プロジェクト
(Project On Government Oversight、POGO)」で13日に公開された。史上最もコストの高い兵器計画であるF35について5つ
の技術的問題点を挙げ、その影響は把握できているが解決されていないと記している。
指摘された問題点は、パイロットのヘルメットに搭載されるディスプレーの不調、燃料放出装置から放出した燃料の機体表面
への付着、統合電気系統の安全性の懸念、空母搭載型のアレスティング・フック(着艦拘束装置)の不備など。
アレスティング・フックは空母への着艦試験の際に正しく作動しなかったという。
これ以外にも機体の疲労や振動など3つの問題があり、こちらも大きな支障を生じる可能性があるという。これらの技術的問題
は「設計の確かさに対する信頼を喪失させる」と指摘し、「調達・生産計画の真剣な見直し」が必要だと要請している。
F35計画の担当報道官は、明らかになった問題点を是正する時間をとるために生産ペースを落とすことが検討されていると認めた。
具体的な数字などは明らかにしなかったが、F35の製造メーカーである米航空宇宙大手ロッキード・マーチン(Lockheed Martin)
との交渉、さらに2013年度の国防予算案次第だと答えた。
>>2以降へ続きます。
▽AFPBBnews(2011年12月17日 19:06)
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