11/12/16 23:46:12.21 0 BE:480090427-PLT(12556)
オランダのカトリック教会における性的虐待の実態を調べていた同国の独立調査委員会は
16日、1945年から2010年までに「数万人の未成年者」が神父、修道士ら教会関係者から
性的虐待を受けていたとする報告書を発表した。
報告書は、カトリック教会が虐待の報告を受けながら評判を気にして対策を怠り、
子どもを虐待した神父らをかばってきたと厳しく批判している。
同国カトリック教会の司教らは声明を発表し、性的虐待への後悔を表明、犠牲者らに謝罪した。
調査委は、約1800件に及ぶ被害届などを基に3万人以上から聞き取り調査し、
虐待に関与したとみられる約800人を特定、うち105人は存命だという。
報告書によると、子どもたちはオランダのカトリック教会関連の学校、神学校、孤児院などの
施設で、体を触られるなどの行為から性的暴行までさまざまな程度の虐待を受けた。
45~81年に最大2万人が、81~10年にさらに数万人が被害を受けたと推計している。
カトリック教会の神父らによる長年にわたる児童への性的虐待の実態は欧米諸国で次々と
明らかになっており、ローマ法王ベネディクト16世は昨年、犠牲者に謝罪した。
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