【原発問題】福島3号機:現場独断で冷却停止…3月13日、高圧注水系[12.16]at NEWSPLUS
【原発問題】福島3号機:現場独断で冷却停止…3月13日、高圧注水系[12.16] - 暇つぶし2ch1:依頼@締まらない二の腕φ ★
11/12/16 12:51:17.02 0
東京電力福島第1原発事故で、3号機の原子炉を冷やすための最後の要となる「高圧注水系(HPCI)」が3月13日に現場
の独断で止められ、再起動できなくなっていたことが、政府の事故調査・検証委員会の調べで分かった。3号機は翌日水素爆発
した。1号機でも冷却装置「非常用復水器(IC)」が止まったが吉田昌郎前所長が稼働していると誤認して事故対応していた
こともすでに判明している。指揮系統が機能していなかったことが重大事故につながった可能性がある。
今月末に公表される中間報告書に、こうした対応が不適切だったと記載される模様だ。

◇政府事故調、中間報告へ
東電が今月2日に公表した社内調査中間報告書などによると、3号機では東日本大震災が発生した3月11日、電源が喪失し
「原子炉隔離時冷却系(RCIC)」と呼ばれる別の冷却系が作動、原子炉に注水した。だが、12日午前11時36分には
原因不明で停止。原子炉の水位が低下し同日午後0時35分にHPCIが自動起動したが、13日午前2時42分に停止した
としている。
複数の関係者によると、事故調が経過を調べた結果、運転員がバッテリー切れを恐れ、吉田前所長の判断を仰がずHPCIを
止めたことが分かった。その後、HPCI、RCICともに起動を試みたが再開しなかった。報告書は「HPCIを止めない
方がよかった」と指摘する見通し。
一方、報告書は津波対策にも言及するとみられる。東電は08年、想定していた高さ5・7メートルを上回る10メートル超
の津波の可能性を試算したが、社内で「防潮堤のかさ上げは費用が高くなる」との意見が出された。当時原子力設備管理部長
だった吉田前所長らが「学術的性格の強い試算で、そのような津波はこない」と主張したこともあり、具体的な対応は見送ら
れたという。
さらに、報告書は法律に基づいて設置された現地本部が十分機能しなかったことや、政府が「炉心溶融(メルトダウン)」を
軽微に感じさせる「炉心損傷」と修正した点にも触れる見込み。閣僚の具体的な関与では今月から聴取を始めており、来夏に
作成する最終報告書に盛り込む。
>>2以降へ続きます。

▽毎日新聞(2011年12月16日 2時39分)
URLリンク(mainichi.jp)



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