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京都府議会の「関西広域連合に関する特別委員会」が14日開かれ、
広域連合が関西にカジノを誘致した場合の利点や課題を研究していることに対し、反対の声や慎重論が相次いで出た。
カジノをめぐっては大阪府が誘致に積極的だが、実現した場合、周辺府県の観光や
環境に影響を及ぼす可能性もある。そのため広域連合は11月に研究会を設置し、利点や課題を洗い出す作業を進めている。
京都府が事務局で来年2月にまとめる広域観光・文化振興計画に研究結果を反映させる方針。
この日の特別委では、自民党の多賀久雄府議が「カジノは日本の風土に合わない。
カジノをやるとの方針を広域連合が出したら反対する」と明言し、公明党の山口勝府議は
「カジノは青少年への悪影響というリスクもある」と慎重姿勢を示した。
民主党の豊田貴志府議は「カジノを観光面で考えるのはいかがか。各府県が
収益事業として判断したらいい」と広域連合で研究することに疑問を呈し、
共産党の加味根史朗府議も「関西の品格になじまない」と誘致に反対した。
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