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今年10月に韓国が武力行使によって中国漁船3隻を拘留した事件がようやく静まってきたタイミングで、
韓国の海洋警察官が中国漁船員によって殺害されるという事件が発生した。
中国メディアの環球時報は「現在の悪循環のもとではさらに多くの被害者が出る恐れがある」と報じた。以下は同記事より。
今回の事件に多くの人が心を痛めている。中国漁船員が漁のため境界線を超え、逃走のため反抗し、
その反抗が過激になればなるほど韓国側の攻撃も激しくなる。現在はこうした「悪循環」が存在し、
この情況下では韓国海洋警察であろうと中国漁船員であろうと、今後も殺傷事件が続く悲劇は免れず、さらに多くの被害者がでるおそれもある。
漁師が望むことは漁をすることであって人殺しをすることではない。韓国メディアは今回の事件でもちいられた凶器はガラス片と推定しているが、
このガラス片は韓国警察が投げつけたスタングレネードの破片である。厳罰は境界線を越えた漁船員に対する良い対処方法とは言えず、
それは彼らの反抗をさらに過激化させるだけだ。
教育にはどのような効果があるだろうか。漁船員に法的な教育を与えることは必要だが、教育にあまりに重きをおくことはできない。
もしも教育に中国漁船員が境界線を超えていくことを阻止する力が本当にあるならば、今回のような事件はそもそも起きていないはずだ。
根本的な問題は漁船員たちが生きていかなければならないということにある。もしも中国近海に十分な漁業資源があるならば、
もしくは彼らに生計を立てるほかの手段があるならば、巨額の罰金を支払う危険を冒してまで韓国領海へ漁には行かないだろう。
わざわざ危ない方法を取るのは、彼らが生きるためにそれ以外の選択がないからなのだ。
中国漁船が境界線を超えて漁に行くことに対して、中国も韓国も根本的な対策を取る必要があり、
対策は漁業関係者を守ることから始めるべきなのだ。(編集担当:及川源十郎)
サーチナ 【社会ニュース】 2011/12/15(木) 17:02
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