11/12/15 09:20:10.63 y16FHUBSO
>>88
■「仮にTPPに参加すると、米国産のカルフォルニア米は778%の関税が取り払われ、
現在10キロ3000円が342円の激安になり、日本米は敵わない」と言う人がいるが…
実は、日本も減反を止めれば同じ価格になる。
■土地が狭く、生産コストが高いため、農業所得は少ない
◆平均的な米農家
▽作付面積…1.4ha ▽売 上 …年間210万円 ▽農業所得…年間35万円
◆作付面積 1ha未満…70%以上
■なぜ、作付面積の低さが起きたか?関税と農業補助金で保護してきたから
関税で保護 →高い米価 →消費者のコメ離れ →減反政策 →零細農家を温存しただけで、農業全体のやる気を喪失させた。
関税ゼロでも、国内で一定のシェアを占める花とは違って、手厚く保護したことが、返って自立を阻んできた。
■コメの改革をするチャンス
◆輸入価格(国が関税ゼロの特別枠で輸入する、国内産と同程度の品質を持つ海外産の米価)
▽2000年…60円/kg ▽2010年:中国産…163円/kg アメリカ産…144円/kg
海外産は2000年に60円/kgだったのが、今や160円。一方、国内の生産コストは徐々に下がってきている。
◆日本の規模別の生産コスト[農林水産省 毎年発表]
▽1ha未満…315円/kg ▽5ha…188円/kg 『▽15ha…160円/kg』 面積が広くなるほど効率化が進み、十分、海外産と競争できる