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エリート官僚街道を突っ走り、前代未聞の2度の事務次官を経験。いまや「公務員の守護神」として
官僚に崇められている人物がいる。公務員の待遇を守ることに邁進する江利川毅・人事院総裁(64)とはいかなる人物か。
彼の経歴や言動を解析すると、この国の官僚支配構造の本質が浮かび上がってくる。
世界的な大不況と東日本大震災のWパンチが響き、民間企業の今冬のボーナス額は
前年比0.3%減の37.8万円(みずほ証券調べ)と、3年連続の減少となった。
が、この人たちの表情は明るい。
「多少は減ると覚悟していたが、予定通りの額で安心しました。正月休みは家族旅行しようと思っています」
喜びの声を上げるのは国の出先機関に勤める40代職員だ。
それもそのはず、12月9日にボーナスが支給された公務員は、「昨年と同水準」(人事院広報課)、
すなわち「満額支給」だった。みずほ証券調査によると国と地方公務員の平均支給額は76.5万円だから、民間平均の2倍以上である。
ちょうど半年前に、時の菅政権は「震災復興のために財源が必要になる」として、
公務員給与の7.8%引き下げを盛り込んだ「国家公務員給与削減法案(賃下げ法案)」を閣議決定し、
国会での早期成立を目指してきたのではなかったか。
にもかかわらず、公務員のボーナスが守られた裏にはある男の働きがあった。
「“困った時のエリカワさん”は本当だった。全国400万人の公務員は足を向けては寝られない」
厚労省の中堅官僚がそう礼讃する「エリカワさん」とは、江利川毅・人事院総裁のことである。
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