11/12/11 08:54:30.05 0
野田佳彦首相は、来年1月で調整していた公式訪米の見送りを決めた。複数の日米関係筋が明らかにした。
来年11月の米大統領選に向けた動きが年明け早々から加速する米側の事情や、11月のアジア太平洋経済
協力会議(APEC)の際、首脳会談を行ったばかりであることを踏まえ、双方の日程が厳しい1月にあえて
訪米する必要はないと判断した。
首相は、国連総会やAPEC出席の際、訪米してオバマ大統領と会談したものの、2国間会談を主目的にした
訪米はしていない。そのため、1月の通常国会開会前に民主党政権初の公式訪米を実現したい考えだった。
しかし、米国では1月3日、共和党の大統領選候補者選びの皮切りとなるアイオワ州の党員集会が開かれ、
大統領選を巡る動きが本格化。支持率の低迷に悩むオバマ大統領は国内政治に力を注がざるを得ず、
「首相を迎える環境にはない」(日本政府関係者)という。
また、11月の首脳会談で首相が、米側が強く求めた、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への交渉参加
▽米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題の進展▽米国産牛肉の輸入規制緩和--などに
一定の回答を示し、通常国会前までに「新たに示せる材料がない」(外務省幹部)ことも見送りにつながった。
通常国会の会期前半は、予算案審議などのため長期間の海外出張が難しく、公式訪米は来春以降になる見通しだ。
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