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中国に留学していた米国人男子学生が2004年に北朝鮮に拉致された疑いがあることが、
米民間調査機関「北朝鮮人権委員会」の調べで分かった。真実だとすれば、北朝鮮が公式に
初めて拉致を認めた2002年以降も、拉致を続けていたことになる。
調査機関の事務局長、チャック・ダウンズ氏は産経新聞の取材に、「失踪直前の状況が、
北朝鮮の拉致と疑わざるをえない。自国民の拉致が濃厚となれば米国政府は本気になって
動くだろう」と述べた。
拉致の可能性があるのは、米ユタ州出身のデイビッド・スネドン氏=当時(24)。
2004年8月、留学中の中国の雲南省で失踪した。スネドン氏は中国語と韓国語に堪能だった。
調査機関の調べだと、中国の警察当局が根拠となる痕跡がないまま、便宜上、スネドン氏が
渓谷を散策中に転落死したとする書類を作成していた。
雲南省は当時、脱北者が東南アジアへ脱出するルート上にあり、北が工作員を派遣していた
とされる。さらに、失踪の1カ月前には米下院が脱北者の支援などを定めた北朝鮮人権法を可決。
これに反発した北が、「脱北者を支援する米国人に対して行動を起こす」と警告していた。
ダウンズ氏は「北朝鮮が、スネドン氏を脱北者を支援する組織と関係があると疑っていた
可能性がある」と分析している。
ダウンズ氏は9日に来日し、日本政府関係者などに拉致問題の国際的広がりなどについて報告する。
▼MSN産経ニュース [2011.12.9 00:59]
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