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飲食店に「食事の際、服が汚れた」などと電話で言いがかりをつけて「クリーニング代」と
称して金をだまし取ったとして、熊本県警は７日、北九州市小倉南区富士見２丁目、
無職小島利洋容疑者（５６）を詐欺容疑で逮捕し、発表した。
発表によると、小島容疑者は６月２７日、熊本県南阿蘇村の飲食店に「そこに行ったとき、
いすにタレがついていて連れの女性の服が汚れた」などとうその電話をかけ、クリーニング店
発行の無関係の領収書をファクスで送り、現金３７４０円を自分の口座に振り込ませた疑い
がある。
県警によると、小島容疑者は２～９月、旅行雑誌に紹介された約３千の飲食店に順番に電話した
と供述。被害は北海道から鹿児島までの約２００店、計１００万円に上るとみられ、裏付け捜査を
進めている。被害にあった店の大半は、方言で怪しまれない九州だったという。店が具体的な
来店日時などを尋ねると、「もういい」などと電話を切っていた。
▼asahi.com（朝日新聞社） [2011年12月8日20時23分]
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