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「いよいよ来たか」と一瞬ヒヤッと感じた人は多かったんじゃないか。3日の午前6時前に千葉県南部を震源として
発生した地震である。気象庁によると、震源の深さは約20キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5.2。
茂原市などでは震度4を観測した。
政府の地震調査委員会は先月、東日本の太平洋沖を震源とする地震の発生確率を公表。
南北800キロに及ぶ三陸沖北部から房総沖の日本海溝付近で、今後30年以内にM8以上の規模の地震が起きる確率を30%と試算した。
気象庁も11月15日から12月14日までの1カ月の間に宮城沖で発生するM7以上(最大震度5強以上)の
余震発生確率を15.1%と発表。「3・11地震」の震源地の南端に位置する茨城、房総沖は次の大きな震源地とみられ、
房総沖では10月下旬から、プレートの境界が滑る「スロー地震」が起きていることも判明している。
防災科学技術研究所によると、「スロー地震」は「群発地震を誘発する可能性がある」というから、
「房総沖M9」はいつ起きても不思議じゃないのだ。今回震源地となった千葉県南部はその“前兆”なのか。
武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏(地震学)がこう言う。
「1回の地震だけで大地震の前兆であるということは断定できません。しかし、気になるのは『3・11』以降、
震源が海から内陸部に移動する傾向にあることです。巨大地震による影響で、内陸部の活断層が刺激されたのでしょう。
今回の千葉もそうですが、福島でも過去にみられなかった内陸部で地震が起きています。
今後もかつて見られなかった場所で地震が起きる可能性は否定できません」
震源地が岩手、宮城、茨城、千葉と南下しているのも気になる。仮に首都圏を巨大地震が直撃すれば
死者は1万人以上と予想されている。絶対に備えておいた方がいい。
四川、スマトラ沖、ニュージーランドなどの大地震を的中させた、北陸地震雲予知研究観測所の上出孝之所長にも聞いてみた。
「10日までに福島、茨城でM4~5クラスの可能性はあるでしょう。それよりも私が注目しているのは北陸です。
3日の昼ごろに観測した雲の状況から見て、M6クラスの地震が起きる可能性があります」
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