11/12/06 19:14:18.30 0
>>1の続き
ブログが更新されるとすぐさま、「これがこの国の現実でしょう。外食産業コスト削減第一だからなぁ」
「原料米を農家から買い叩いておいて、売値は通常。利益ガッポリ。何が『食べて応援しよう』だ」
などというコメントともにツイッターで広められた。
ブログ主には「福島の農作物が安くなるのは当然」という批判も届いたようで、自身のツイッターで
「ブログであんなに前置きしたのになぜ誤解されるんだ…。買い叩きは市場原理からは当然の帰結で、
やってるほうも悪いとは思ってないのに… ただそれを都合よく綺麗な理由をつけて正当化しようと
することに憤ってるだけで…」と付け足した。
ブログ記事の内容について、ある福島県の農業事業者に話を聞いたところ「中間業者が農作物を安く
買い叩いて首都圏などで高く売るという話は、噂話としては聞いたことがあるが、どの会社がやっている、
うちにも業者が来たなど具体的な話は聞いたことがありません」とのことだった。
その上で、「食べて応援」に求めることについて聞くと「たとえば大手のレストランチェーンなどが
『福島の食材を使用しています』と言ってキャンペーンをしてくれた方が、安全性が多くの人に
伝わるという意味ではありがたいです。業者に不信感を持つ消費者にとっては、インターネット通販などを
使って生産者から直接購入するのが一番いいと思います。サイト運営費など多少の上乗せはするが、
儲けには走っていない直販サイトも多くあります。いずれにせよ最近、農産物から基準を超える
放射性物質の数値が出ていることは確かなので、福島県の農家は信用を取り戻すためにこれからも
頑張っていくしかありません」と話してくれた。(終わり)