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立冬の翌日、11月9日。一本の電話がきっかけだった。「アブラゼミを捕まえたのですが」。本紙が「季節外れの珍客」と報じたところ、以降も情報が相次いだ。
専門家が論文や資料などで最新の情報を確認したところ、県内では昨年12月7日に座間市で確認されたのが最も遅いものという。
原因は温暖化か、異常気象か、単なる「お寝坊」か、偶然か。背景を探った。
11月9日に横浜市南区から連絡があった個体は、記者も生きているのを確認した。15日には寒川町で、羽化したばかりの成虫が見つかった。
20日には横浜市戸塚区から、29日には同市保土ケ谷区から報告があった。
最初に南区から連絡をくれた岩崎登喜男さん(63)は、「死んでいるかと思ったら、動いてびっくりした」。
20日に戸塚区の自宅マンションのベランダで見つけた勝又彰三さん(62)も、
「夏に死んだ個体が前日の強風でどこかから出てきたのかと思ったら、動いて驚いた」。その日のうちに死んだという。
セミに詳しい厚木市郷土資料館学芸員の槐(えんじゅ)真史さんは、「11月の生存確認が珍しいのは間違いない」としながらも、
「これが本当に最近だけの傾向なのかは断言できない」と続ける。
同資料館では研究者らによる記録をデータベース化しているが、「それは僕らの仲間が見つけたもの。一般の方は普通は発信しない。
今回は新聞報道をきっかけに情報が相次いだが、生存確認は過去にもあったのかもしれない」という。
アブラゼミの羽化は7月下旬から9月上旬ごろで、成虫の寿命は20~40日とされる。条件としては外気温より地熱温度が強く影響していると考えられるという。
「日陰と日なたでも時期が違うはず」と槐さん。本州が主な生息域のミンミンゼミが、北海道の温泉地で生息している例もある。(>>2-3へ続く)
写真:11月20日に自宅ベランダで見つけたアブラゼミを手にする勝又さん=横浜市戸塚区
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カナロコ 2011年12月5日
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