11/12/06 14:50:50.59 0
(>>1のつづき)
「教職員が“いい子”に変わってしまうと一番困る(笑い)。面従腹背の者をクビにするにはいろいろと
理屈が必要になるからです。多くの人が勘違いしているが、橋下さんの狙いは、教員に君が代を
斉唱させることではなく、教える能力のない教師に退場していただくということ。極端な話、“丁寧な
授業をする先生なら、君が代を歌わなくてもいい”とさえ考えている。そんな教師は滅多にいないと
思いますけど…」
こうした橋下手法に賛否はあるが、大阪の教育が“お寒い状態”なのは事実だ。
全国学力テストでは、大阪は小学校・中学校ともに全国平均を大きく下回り続けている。
そこで橋下氏は「危機感と競争意識を教員に持たせなければならない」と、学力テストの
学校別成績の公開を掲げ、“子供たちの学力を向上させられない教員はいらない”との
姿勢を崩さない。
橋下氏の強気を支える理由がある。
「この不景気の中、一昔前は給料の高い民間企業に就職していた優秀な学生の間で
教員志望が強まっている。だが、採用枠が少ないために、免許を持ちながら教壇に
立てない“教員待機者”が全国に溢れている。橋下氏はそうした人材を採用しようとしている。
だから大量解雇しても困らない」(文科省OB)
すでに教員志望の学生の間では、選挙結果を受けて「大阪府の採用枠が拡大されるから
チャンス」との噂が駆け巡り、「校長の公募にも民間から優秀な人材が名乗りを上げている」
(府庁関係者)という。時ならぬ“教員志望バブル”が起きようとしているのだ。
「教員の大幅入れ替えをすれば大教組の組織率はさらに下がる。部活動の指導にも熱心な
若い先生を採用したほうが、よほど子供のためになる」(前出のブレーン)
※学校協議会/府立高等学校及び府立特別支援学校に設置が義務づけられる、保護者及び
教育関係者(当該学校の教員及び職員を除く)の中から校長が委嘱した委員で構成される会。
学校長の求める事項について協議し、学校運営に関し意見交換や提言を行なうほか、
部活動等の運営、校長・教員の評価、教科書の推薦等の権限を有する。(以上)