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・「意気込みを感じた」。
5日、約8時間におよんだ大阪市幹部による橋下徹次期市長へのレクチャー。
市幹部の1人は橋下氏の印象をこう語った。「1週間はおとなしく聞いています」と述べた
橋下氏だったが、レクチャーの終了後は「(職員に)次々と大玉を投げた」とコメント。
平松邦夫氏とのギャップを実感したのか、市幹部の一人は「新市長はとにかく良くしゃべった」と
感想を述べた。
レクチャーは部局ごとに事業内容をまとめ、各部局の局長が説明を行った。
橋下氏からはさっそく具体的な指示が飛び、戸惑う市幹部も。前回選挙でも市長交代劇が
あったが、ある幹部は「4年前の新市長レクは勉強にとどまっていたのだが…」とつぶやいた。
橋下氏はこの日、市政改革室に対し、改革プロジェクトチーム(PT)体制の検討を指示。市政
改革室の幹部はPTについて、「各部局の諸課題について改革の方向性を示し、その進捗管理を
行う組織だと受け止めた」と真剣な表情。また、財政局幹部は来年度予算のあり方について、
橋下氏に真意を確認したかったという。「報道が先行し、どう対応すべきか戸惑いもあった」からだ。
このほか、総務局には、相次ぐ不祥事をきっかけに現業職員の採用経緯について調査を指示。
「問題があれば再試験も」と言及した。平松市長も同じ調査を指示したことがあったものの、
「当時の資料などが残っていなかった」といい、調査は難航も予想されるという。対象者は、
市職員約3万8千人のうち現業職員約1万2千人と全体の3割に上る大人数だ。
説明に同席した維新幹部はレクチャー終了後「市幹部がみな維新の市長選マニフェストを
読み込んでいて驚いた。新市長が何を考えているかを知りたがっていた」と職員の姿勢を評価。
市職員を「税金をむさぼり食うシロアリ」と批判していた橋下氏も、この日、説明にあたった
市幹部については、「優秀な職員です。僕は知事として何をしてきたのか、市役所の幹部の
みなさんは見事に把握していた」と語ったが、「それが本当に動くのか、それともサボタージュに
なるのかみていかないと」とクギを刺すのも忘れなかった。(抜粋)
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