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宇宙飛行士の骨密度低下、骨粗しょう症薬で予防
国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在した宇宙飛行士5人が、骨粗しょう症薬を服用することで、
骨密度低下を防いだことを宇宙航空研究開発機構や徳島大などの研究チームが確認した。
宇宙に長期滞在する飛行士の健康維持につながる成果として注目される。
無重力で生活する宇宙飛行士は、1日2時間運動しても、半年で腰や足の骨密度が5~7%減少してしまう。
研究チームは、宇宙に連続して137日間滞在した若田光一さん、
同じく163日間の野口聡一さんら飛行士5人を対象に、運動のほかにISSにいる間、
週1回、骨粗しょう症薬として一般的なビスフォスフォネートを服用してもらった。
その結果、骨密度の減少は5人平均でほぼゼロだった。
(2011年12月5日11時34分 読売新聞)
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