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・通話記録、携帯メール、位置情報など携帯電話の個人情報を、ユーザーに内緒で収集する
米「キャリアIQ」に似たソフトウェアが、三星電子のスマートフォンからも見つかった。
ギャラクシーSとギャラクシーS2の基本プログラムである「鏡」や「データ通信設定」、
「プログラムモニター」の3つのアプリが、キャリアIQと同様の機能をしていることが確認された。
東亜日報は3日と4日、高麗大学・情報保護大学院と共に、「キャリアIQ」が国内の携帯電話に
設置されているかどうかについて調査を行った。結果、キャリアIQは設置されていなかったが
アプリの目的とは関係なく、個人情報収集の権限を持っているアプリの存在が確認された。
ギャラクシーSのアプリ「鏡」は、カメラで自分の顔を映す単純なアプリ。ところが、端末に
保存した連絡先や、△カレンダーの日程、△位置情報、△携帯メール(SMS)の内容、
△写真、△録音内容など、スマートフォン内部の40以上の機能に、自由にアクセス
できるように設計されていることが分かった。
メーカー側がその気さえあれば、ユーザーが保存した連絡先を削除したり、位置情報を
操作することができ、SMSを覗いたり録音を聞くことができる。この情報はマーケティングの
目的で使うこともできる。
「データ通信設定アプリ」や、「プログラム管理」にも、鏡アプリとと同様の権限を与えている。
三星電子が、同アプリでスマートフォンのユーザー情報を収集したかどうかは不明だ。
三星電子は、同アプリが、個人情報流出に悪用されかねないことを、ユーザーらに前もって
告知しなかった。鏡アプリなどは、基本的に設置されたアプリで、ユーザーが削除することはできない。
高麗大学・情報保護大学院の金昇柱教授は、「過度な権限を持つアプリをメーカーが顧客に
説明せずに取り付けるなんて、ショックだ」と話した。三星電子は「開発者の単なるミスだ」と釈明した。(抜粋)
URLリンク(japan.donga.com)
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