11/12/04 22:48:49.77 PJV6B64q0
まとめ。(間違ってたり文章がおかしかったら訂正して下さい)
Q.なぜ石油製品を韓国に備蓄するの?
A.韓国で原油の副産物である余った灯油やガソリンを売買するからです。
原油では何時までも備蓄できますが、精製したガソリンの長期保存は難しく
劣化が早いので循環させる必要があります。
原油を精製してつくる石油製品はガソリンなどと同時に精製される
連産品で、灯油やガソリンだけを増産することは難しい。
今後、車の燃費の向上でガソリンがだぶつく可能性がある、石油精製で、
ガソリンだけ精製を止めることはできないため、ガソリン用の備蓄タンクが
満杯になれば、他の石油製品も生産できなくなる
韓国にガソリンを売れば、日本国内の製油施設は稼動が維持できる上に
フルに製油施設が稼動すれば、日本の石油製品は国際競争力を維持できる。
Q.なぜ韓国で副産物の灯油等が余るの?
A.韓国は国策で電気代を原価割れするほど安く統制してるから
暖房需要がみんな電気にシフトしてる。
おかげで電力供給余力が殆ど無くて大規模停電の恐れが有り、
(既におきてしまったが)節電を呼びかけてる。
Q.なぜ日本の石油製品が足りなくなったの?
A.原発で出た副産物の灯油が震災の影響で稼動しなくなりました。
今後も原発の安全性に対して世論が厳しく稼動が見込めないからです。
Q.なぜ日本に備蓄しないの?
A.災害時に起きるかもしれない長周期地震動に石油コンビナートのタンクは
脆弱だからです。
被害を拡大させるし、消火にも化学消防隊の大部隊が必要になる。
十勝沖地震では北海道苫小牧市のコンビナートが、東日本大震災では
千葉の石油コンビナートなどが火災にあい消化に時間がかかりました。