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ジャーナリスト・伊豆村房一 この政権には国政を任せておけない
2011.12.4 07:31
大阪ダブル選で既成政党が完敗した。現民主党政権へのダメ出しに等しい。
新市長の橋下徹氏と新府知事の松井一郎氏の「大阪維新の会」コンビが
これから大阪都構想はじめ教育・教職基本条例、原発依存度低下などの公約を
どう実現させるかハードルは高いが、橋下・松井コンビの手腕、行動力に期待する向きは多い。
かつて大阪には名市長がいた。関一氏とその前任の池上四郎氏だ。
池上氏は会津藩白虎隊少年隊を経験したつわもので、1913年官選で市長に就任。
当時、現一橋大学で都市計画論を講じていた関氏を助役に迎え、コンビで大阪港建設、
御堂筋拡張、天王寺動物園開園などの事業を手がけ、その偉業はいまでも語り草だ。
1923年9月の関東大震災の時にこのコンビはすばやく支援物資を東京に送り、
被災者の救援に当たった。その大震災復興に取り組んだ内務大臣で「大風呂敷」こと
後藤新平氏は同年4月まで東京市長を務めていた。当時、大阪は都市の規模でも
経済力でも東京を上回っていた。後藤氏は「大阪市民は議論家ではなく実行家であり、
都市の改善発展に熱心」と語っている。橋下・松井コンビがそういう伝統を意識し、
抵抗勢力と戦う闘志を燃やしていることは間違いない。
そのコンビを「独裁」と批判し、ビジョンも展望も語らなかった既成政党が完敗したのは
しごく当然と言えよう。政権発足以来、体たらくなままの民主党政権に有権者からノー!が
出たのもつかの間、今度は沖縄の普天間飛行場移設をめぐって
防衛省沖縄防衛局長の不適切発言が飛び出した。各紙ともこれには怒りをあらわにした。
(続く)
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