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岐阜県本巣市教委は２００７年から５年がかりで市内全域を対象にした初の遺跡分布調査を
実施し、その結果をまとめた。
弥生時代から戦国時代まで約２０００年にわたる市内の集落の移り変わりが時代ごとに
一目でわかる内容で、市社会教育課は「この地域が歴史の宝庫であることを市民にＰＲしたい」
と話している。
同市は０４年に４町村が合併して誕生したが、宅地開発や道路整備が急速に進み、
遺跡地図の作成が急務となった。このため、市教委は約８０平方キロの平野部を
５０メートル四方の区画に分けて土器片や土塁などを調査。集落を中心に古墳、城跡など
計６０か所の遺跡の分布状態をまとめた。
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