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農林水産省九州農政局は３日、国営諫早湾干拓事業（長崎県）の開門調査に向けた
地下水のボーリング調査について、来年１月から３月までの日程で検討していることを明らかにした。
同県諫早市で３日開かれたボーリング調査に関する説明会で、農政局の担当者が表明した。
調査対象は中央干拓地など４カ所。来年１月から２月にかけて井戸の掘削をした後、
２月末から２週間かけて地下水をくみ上げて地盤沈下などの影響があるかどうかを調べる。
３月下旬までに調査結果をまとめる予定。
説明会には営農者や地元住民約１１０人が出席。「絶対に被害の出ない対策がない限り反対」
などと反発の声が上がった。
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