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岩手、宮城、福島の3県で、外国人技能実習制度を利用して企業などで働いていた外国人の実習生が、
いったん帰国した後、戻ってこない例が相次いでいる。
法務省入国管理局によると、実習生の数は東日本大震災前の昨年末に比べて約2000人減り、ほぼ
半数になったと推計される。原発事故による放射能などへの不安が背景にあるとみられる。
昨年新設された「技能実習」の在留資格を持つ実習生は今年9月末時点で、岩手県999人、宮城県
341人、福島県909人の計2249人。同局の推計では、昨年末には、旧来の在留資格を持つ実習生を
含めて4500人近くがいたとみられる。
津波被害を受けた宮城県石巻市の水産加工会社では、中国人実習生17人が魚介類のパック詰めなどを
担っていたが、震災直後、全員が帰国。10月に操業再開したが、戻ってきたのは2人だけ。「戻りたいという
人もいるが、親の反対が強いようだ。日本人従業員も自宅の片づけなどでフルタイムで働けず、生産量が
落ちた」(会社幹部)という。
(2011年12月3日14時38分 読売新聞)
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▽中国人実習生全員がいなくなったアパレルメーカーの作業場。奥の製造ラインは止まっている(画像)
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