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★竹島が危ない!野田“弱腰”で韓国色強まる
わが国固有の領土にもかかわらず、韓国が不法占拠を続けている竹島(韓国名・独
島)の海洋基地化が進んでいる。15階建ビルに相当する海洋基地の建設計画に加え、
先月末には、大規模な埠頭兼防波堤の建設計画も発表された。背景には、野田佳彦首相
が10月の訪韓時に、抗議も問題提起もしなかった弱腰外交が影響しているという。
韓国政府が発表した埠頭兼防波堤は、長さ400メートル以上。これまで300トン
以下の小型船しか接岸できなかった同島に、5000トンの大型船が接岸できるように
なる。建設費は4074億ウォン(約270億円)。2016年の完成を目指すとい
う。
韓国は今年、竹島にさらに執着している。
8月12日に「領土守護特別委員会」が予定され、同月14日に与党・ハンナラ党代表、
同月15日に野党・民主党代表が竹島上陸を計画。また、同月10日にはファッシ
ョンショーが、9月3日と10月15日には音楽会が企画されていた。
いずれも「天候不良」を理由に中止されたが、自民党の新藤義孝衆院議員は「私と
稲田朋美衆院議員、佐藤正久参院議員の3人(いずれも自民党)が8月1日、韓国・
鬱陵島を視察しようとして、ソウル・金浦空港で入国を拒否された。日本でも大問題に
なり、韓国政府が与野党代表の竹島上陸などを躊躇したのが真実だ」という。
ところが、10月18、19日の野田首相の訪韓後、韓国政府は再び強気に転じたと
いう。新藤氏は解説する。
「野田首相は、李明博大統領との日韓首脳会談で、竹島問題について一切触れなかった。
これで韓国政府は『野田政権は恐れるに足りない。今のうちに既成事実を積み重ね
よう』と決断したのだろう」
(続く)
■ソース(夕刊フジ)(政治ジャーナリスト・安積明子)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)