11/12/03 13:45:02.23 0 BE:411506126-PLT(12556)
北海道釧路市の阿寒湖のマリモが、日本から約8500キロ離れたアイスランド北部にある
ミーバトン湖のマリモと、親戚関係にあることが最新の研究で判明した。
釧路市教委の若菜勇学芸員(54)が、オランダの研究者らと共同で、各地のマリモのDNAを
比較分析して突き止めた。約13万年前に日本列島にあった祖先から枝分かれし、
渡り鳥のフンに混じって運ばれたとみられるという。
マリモは淡水の湖沼に暮らす緑藻類の一種で、アジアや欧州、北米などに分布するが、
細い糸状で水中を浮遊するのが一般的。球状になるのは遠浅の湖底を持つなどの条件が必要で、
18世紀頃までに産業革命による環境変化でほぼ壊滅し、群生地は阿寒湖とミーバトン湖を
残すのみになったという。
*+*+ YOMIURI ONLINE +*+*
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)