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在日本朝鮮青年学生協議会の代表７人が２日、文科省を訪れ、朝鮮学校に対する「高校無償化」制度を
速やかに適用することを求めた。一行は、中川正春文科相あての要望書を文科省役員に手渡した。
訪れた青年、学生たちは、すべて朝鮮高級学校の卒業生。今年３月に朝高を卒業した学生もいた。
朝鮮大学校文学歴史学部１年の金瑟婀さんは、「最後の高校生活は『無償化』運動の１年だった。みんなで
がんばってきたが、適用されなかった。それでも私たちは今も運動を続けている。なぜなら、かけがえのない
大切な学校を守りたいから」と語った。
留学同西東京本部に所属する金淳力さん（法政大学１年）は、朝鮮学校は在日朝鮮人に自国や民族を教えてくれる
唯一の場所であるのに、経済的な理由で朝鮮学校に通う機会を失っている生徒たちは多いと訴えた。
また、一行は、「自身が朝高生の時、朝鮮学校への理解がなくスポーツの『全国大会』に出場できなくてくやしい
思いをした。いろいろな道が開けている中で『無償化』問題による差別でまたつらい思いをしている後輩たちを思うと
心が痛い」「植民地で被害を受け、祖国解放後も差別を受け続け、今回は生徒たちに対する差別に憤りを禁じえない」
などと、思いの丈を訴えた。
要請に応じた文科省役員は、公正中立な審査を進めているとしながら、文科相に要請内容をしっかりと伝えると語った。
西東京
１日、総連・朝青西東京本部の活動家たちが文科省を訪れ、朝鮮学校に対する「高校無償化」制度の即時適用を
求めた。一行は、西東京の同胞と朝鮮学校を支援する日本市民たちの名で中川正春文科相にあてた要望書を
文科省職員に手渡し、朝鮮学校生徒への「無償化」制度適用の審査が、制度の趣旨や審査基準にのっとり公正に
行われると共に、一刻も早く適用されるよう訴えた。
ソース 朝鮮新報 2011年12月3日
URLﾘﾝｸ(jp.korea-np.co.jp)
文科省で要請を行う同胞青年学生たち
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一行は、文科省職員に要望書を手渡した
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