11/12/02 15:51:02.29 0
・Carrier IQ。その存在が明らかになり、米国では通信業者から携帯製造業者までを巻き込んで
大きな騒ぎとなりつつあります。大騒ぎの発端Carrier IQって一体なーに?
Carrier IQとは、ユーザーの使用履歴を記憶するソフトウェア。何百万台というスマートフォンに
仕込まれています。が、これはユーザーの意志によってしこまれたわけではないのです。
スマートフォン製造業者や通信業者は、ユーザーがこの製品をどのように使っているかに
多大な興味があります。使い方がわかればそれを深く分析し、製品の精度をあげて
次モデルにいかすことができる、結果ビジネスにおけるさまざまな決定に大きく役立つ事に
なるわけです。Carrier IQは、ユーザー情報を集めて分析する会社が提供するサービス。
ここで集められた情報はクライアントである製造業者や通信業者に提出されることになります。
事が明るみに出たのは11月中旬ですが、大きく報道され始めた12月1日以前は、
ほとんどの人が自分の端末にCarrier IQがインストールされている可能性は知りませんでした。
Carrier IQは、Android、iOS、BlackBerry OSの一部分ではありません。完全に独立した他社の
ソフトウェアで、製造業者又は通信業者によってインストールされたものです。1億4000万台の
スマートフォンにこれがインストールされている可能性があると言われています。
どのスマートフォンにインストールされているのか、それは現時点では確かではありません。
先手をうってインストールされていない機種等を発表している業者もいくつかあります。
例えば、AppleはCarrier IQを過去に使用していたことを認め、iOSにはインストールされて
いるもののデフォルトではオフになっており、今後のアップデートでCarrier IQを排除する
方針だと発表しました。通信業者AT&TやT-Mobileでも、次々に声明を発表しています。
(>>2-10につづく)
URLリンク(www.gizmodo.jp)