11/12/05 23:43:22.99 b7s/eaCC0
進むタクシー運転手高齢化 課題は健康管理と安全教育
今年に入り鹿沼市と下野市では、60代の運転手男性2人が乗車中に心筋梗塞などの疾患が原因で死亡する事故も発生。幸い乗客はいなかったが、同協会の鉢村敏雄専務理事は「乗車中の死亡はこれまでほとんどなかった。重大事故につながりかねない」と危機感を募らせる。
県警交通企画課によると、65歳以上の県内運転免許証保有者は約23万4300人(10月末現在)。近年は65歳以上の高齢者が免許証を自主返納する動きも広まっている。
同協会は若手の人材確保に取り組むが、賃金の低さや深夜早朝の不規則な勤務形態などから希望する若手は少ないという。
鉢村専務理事は「免許があれば仕事ができるため、定年退職後に運転手になる人も多い。各事業所が安全教育や健康状態の確認などに積極的に取り組むことが必要」と訴える。
県警は「個人差があるため一概に言えないが、職業ドライバーでも加齢とともに判断力や認知機能は衰える。適齢診断などで客観的に自分の運動能力などを確認してほしい」と指摘している。