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・橋下徹氏(42)は、当選後の記者会見の席で、殺害予告の脅迫状が届いていたことを明かした。
それも1通ではなく複数で、家族を殺すという過激な内容のものまで含まれていたという。
「当初、橋下氏にSPはつく予定だったんですが、殺害予告が次々と届くようになり、最終的には
10人以上になりました」(全国紙記者)
妻の典子さん(41)は、橋下氏の命はもちろん、子供たちの安全も考えて、出馬をして
ほしくなかったのだろう。「市政に行ったら府政より心配だから、本当にやめてほしい」
そういって橋下氏を何度も説得したという。
だが、橋下氏の決意は固かった。夫がそこまでの気持ちならばと典子さんは不安な気持ちを
押し殺して全力でバックアップすることを決意する。選挙戦がスタートすると、不眠不休で
走り続ける夫の健康に、人一倍気を使った。
「選挙が始まって1週間ほどが経ったころのことでした。典子さんは、橋下さんの表情を
見て気がついたんでしょうね。“そろそろ体力的に限界に近いはず”と心配して、自ら仲の
いいお医者さんに連絡して、栄養補給の注射を打ってもらう手筈を整えていました。翌朝
点滴を終えた橋下さんは、すっかり元気になっていましたよ」(後援会関係者)
また今回は普通の選挙戦とは違い、橋下氏だけでなく家族にも危害が及ぶことも
考えられたため、典子さんは子供の安全に気を配った。
「殺害予告まで出ていたことから、いちばん下の幼稚園の子の送り迎えは誰にも頼らず必ず
典子さんがやっていましたね。いつもはバス乗り場まで送るんですが、直接、幼稚園まで
送っていましたよ」(前出・後援会関係者)
そんな典子さんの献身的な姿を見ていた子供たちも橋下氏を支えた。
「“同和報道”が出たとき、橋下氏は、自分自身も知らなかった事実がいっぱいあって
非常にショックを受けたそうです。それでも、中学生の長男と長女には、きちんと報道に
ついて説明をしたんです。すると子供たちは、“いろいろ書かれることは仕方ないんちゃう?”と
いって、逆に橋下氏を励ましたそうです。これには、橋下氏も“救われた”って
もらしていましたよ」(前出・後援会関係者)(抜粋)
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