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天皇も、その治める「国家」も「無答責」であった。
理由は、天皇は神の「子孫・代理」だから、「過ち」は犯さないから、というもの。
超然内閣と言われたことがあったが、
神である天皇が選んだ「人選」が誤っているわけがない。
だが、この制度を作り出し、実際に運用したのが、タダの人間だった。
ここまで言えば分かるだろうが、その「タダの人間」の責任逃れの「方便」として、神だ、天皇だ、を持ち出して、
やはり「タダの人間」の国民連中に、水戸黄門の印籠のごとく、「俺に責任はない」、と言い張ったのだ。