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北海道内の道立高校に勤務する教職員が2010年度に申請した「自宅研修」の報告書の一部を、
自民党・道民会議の松浦宗信氏が29日の道議会一般質問で取り上げた。
研修の成果をほとんど説明していない報告もあり、「生徒に宿題を課する先生が、自分の宿題は
お粗末」との声が上がっている。
松浦氏が取り上げたのは、道内の道立高校の二つの研修報告書で、いずれもA4判1枚。
教員名のほか、研修内容や成果の記載欄があり、校長や教頭らの決裁印も押されている。
一つは昨年12月27日から2日間の研修成果として、「高校生や若者による交通事故について研修」
「スピードやスリルを求める方向に向かうようになっている」と2文だけ記載されていた。
もう一つは研修期間が今年1月4日~13日のもので、「スポーツと健康生活について研修」
「生活の中にあるスポーツライフ」としか書かれていない。
松浦氏は、「間もなく冬休みになる。道教委は厳しく指導すべきだ」と指摘。高橋教一教育長は、
「記載内容が乏しく、具体的な内容が明確でないものが多い」と認めたうえで、校外研修の適正化に
努める考えを示した。
会計検査院は今月、09年度の公立小中学校の教職員による自宅研修の報告書のほとんどが
「簡略化され研修内容が不明確」と指摘した。自民党では「休みに生徒に宿題を課する立場の先生が、
自分の課題はわずか数行とはあまりにずさん。子どもに顔向け出来るのか」としている。
ソース
読売新聞 URLリンク(www.yomiuri.co.jp)