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たんの吸引などの医療的ケアが必要な児童生徒が普通学校に通いやすくなる。文部科学省が29日、
一定の研修を受けた介助員らがケアを行うことを認める指針を定めた。障害を持つ子の就学先を
広げるのが狙いで、来年度から実施する。
頸椎(けいつい)損傷や脳性まひなどの障害のために自力でものをのみ込めない人は、たんを機器で
吸引したり、流動食を取るチューブを鼻から通したりする必要がある。
こうしたケアは現在、家族か看護師などの医療職にしか認められていない。普通学校では保護者が
日常的に付き添う必要があり、医療職のいる特別支援学校に通わざるをえないケースが多かった。
しかし来年4月からは社会福祉士及び介護福祉士法の改正により、都道府県の登録機関で9時間の講義と
実地研修を受ければ誰でも介助員として特定の人への医療的ケアができるようになる。
ソース
asahi.com URLリンク(www.asahi.com)
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