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島根県出雲市塩冶町の大型スーパー「ラピタみなみ店」の鮮魚コーナーに
出店する水産会社「まるた水産」(出雲市)が今月から、ブリの刺し身に
平均脂質率を表示して販売し始めた。魚に含まれる脂の割合を示す指標で、
脂の乗ったブリを消費者がひと目で選べるようにとの工夫。県内初の試みで、
田部明社長(63)は「果物の『糖度』と同じ。買い物時の参考になれば」としている。(中村申平)
同社は、出雲市大社町や鳥取県境港市沖などで取れた新鮮な魚を扱う小売店。
一本釣りして船上で活(い)け締め・血抜きした「大社縁結びぶり」を扱い、
ブランド化を目指す県や出雲市からPR販売店にも指定されている。
「大社産ブリの良さをもっと広くPRできないか」と考えた田部社長が、
「魚の脂質率を表示すれば、良質な魚かどうかの判断材料になる」と発案。
県松江水産事務所から、県水産技術センターが開発した「脂質測定器」という機器を借りた。
平均脂質率は、魚1匹のうち食べられる部分に含まれる脂肪の割合。
ブリの後ろヒレのそばで3回測定して平均値を表示している。松江水産事務所によると、
一般的には脂が乗った天然ブリは脂質率が14、15%あるが、「8~9%でもうま味がある」と田部社長。
今月10日から平均脂質率を表示したブリの刺し身パックの販売を開始。
まだまだ消費者の反応は少ないというが、ブリはこれからが旬。
田部社長は「味覚の問題で、脂が多いからおいしいとは必ずしも言えないが、
産地偽装問題などが取りざたされる今だから、消費者に正直でありたいと思う」。
ハマチ、いやソース
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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