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★日本の中古電車に熱視線 9月に引退した通勤車両、フィリピンで第二の人生
東南アジアで今、日本の通勤電車に熱視線が注がれている。使い古された中古車両で
も、冷暖房が完備され故障も少ない日本の車両は、現地で「非常に品質が高く豪華な
車両」と評判だ。新幹線システムの輸出はコスト面などで苦戦を強いられているが、
中古車両は安価な「メード・イン・ジャパン」として引く手あまたとなっている。
川崎市の埠頭でクレーンに吊るされたのはJR東日本の203系電車。11月8日、
首都圏で通勤の足として活躍した電車30両が貨物船に積み込まれ、新たな働き場所と
なるフィリピンに向けて旅立っていった。
国鉄時代の昭和57年からJR常磐線と東京メトロ千代田線で活躍し、今年9月に
引退した通勤車両だ。
「面倒を見てきた車両が海外で第2の人生を歩むのは喜ばしい」(JR東日本東京
支社)とフィリピン国鉄への譲渡が決まった。JR東にとっても、廃車解体費用を削減
できる利点があったという。
国際協力機構(JICA)によると、中古車両の譲渡要請が多いのはフィリピンと
インドネシア。左右のレールの間隔(ゲージ)が日本の在来線と同じため、大規模な
改造をせずに走らせることができる。
(続く)
■ソース(産経新聞)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
※写真 貨物船に積み込まれるJR東日本の203系電車。1両の積み込みに約30分
かかる=川崎市川崎区(大竹直樹撮影)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)