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ブータン国王夫妻を招いた宮中晩餐(ばんさん)会を欠席し
「パーティーの方が大事」と語って顰蹙(ひんしゅく)を買った一川保夫防衛相の有害無益ぶりが際だってきた。
防衛省では「内弁慶」で威張り散らすくせに閣内での影響力はほぼゼロ。
25日の南スーダン国連平和維持活動(PKO)への陸自要員の出発式も欠席するとみられ、自衛隊員の士気をそぐばかりだ。
「安全保障の素人」を任命した野田佳彦首相の責任は重い。(半沢尚久、峯匡孝)
◆幕僚長に“丸投げ”
「ジュバの近辺は治安上大丈夫だ!」
国連南スーダン派遣団(UNMISS)への司令部要員派遣に関する実施計画を閣議決定した15日、一川氏は隊員の安全確保について胸を張った。
だが、南スーダンの治安面への不安はなお残る。防衛省内には、正当防衛や緊急避難時などに限定される武器使用基準の緩和を求める声が強かったが、
一川氏は一顧だにしなかった。
25日には国際平和協力本部を置く内閣府と防衛省で司令部要員の出発式を開くが、派遣される隊員の激励は自衛隊トップの折木良一統合幕僚長に委ね、
一川氏ら防衛省政務三役は誰も出席しない予定だという。
司令部要員は来年派遣する施設部隊の「露払い役」だが、万全の準備を求める陸自側の慎重論を押し切り早期派遣を決めたのは、
野田政権の「政治主導」にほかならない。一川氏は就任時に「安全保障は素人だが、これが本当のシビリアンコントロール(文民統制)だ」と発言したが、
隊員を送り出す式を軽視するとは文民統制の意味すら理解できないようにみえる。自衛隊幹部はこう嘆いた。
「出発式に政務三役が全員欠席するのは異例だ。『もしもの時』に責任を取りたくないのだろうか…」(>>2-3へ続く)
Yahoo!ニュース(産経新聞 11月25日(金)7時55分配信)
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