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★大阪W選の裏側…“優勢”橋下陣営が焦るワケ
. 大阪ダブル選挙の投開票(27日)まで1週間を切った。報道機関の世論調査もほぼ出そろい、
橋下徹前大阪府知事(42)と現職の平松邦夫氏(63)の一騎打ちとなった大阪市長選は、おおむね「橋下リード」。
だが、人気・知名度で勝り、当初は圧勝も予想されていた橋下氏陣営には伸び悩みの焦りも隠せない。
先週末から週明けにかけて新聞各社は一斉に情勢調査の結果を報道した。
程度の差はあれ、市長選は「橋下氏リード、追う平松氏」、府知事選は大阪維新の会幹事長、松井一郎氏(47)と
前池田市長、倉田薫氏(63)が「接戦」で、ほぼ一致している。
「社によってバラツキはあるが、10ポイント以上の差で橋下氏リード。ただ、ひと桁差と出た社もある」(府政関係者)
だが、橋下氏陣営は「もう少し競り合っているような気がする」と慎重な態度を崩さない。
組織の引き締めという側面もあるが、危機感も相当なものがあるようだ。
「いくつか理由がある」と先の府政関係者。
「ひとつは橋下氏の支持層が無党派、若者に偏っていること。つまり、世論調査の結果がそのまま投票動向に結びつかない。
さらに『橋下氏支持票』が頼りの松井氏当選のためには、もっと圧倒的な支持率の差がほしかったのが本音だろう」
そして、最後が文字どおり「追われている」点だ。
橋下氏が「大阪都構想」を掲げて大阪W選挙を正式にブチ上げた先月中旬の下馬評では、橋下氏と、
同氏率いる維新の会が推す松井氏のW勝利が確実視されていた。4月の統一地方選で、維新の会が府下各自治体の議会選で圧勝し、
府議会でも単独過半数をとる大躍進。橋下人気におびえる民主、自民の中央は府知事選での不戦敗も視野に入れていたほどだ。
それから1カ月。橋下氏の街頭演説には今も多くの有権者が詰めかけるが、維新の会の会合には空席も目立つなど、当時の熱はない。
選挙プランナー、三浦博史氏は「前提としてこれといった失政のない現職の2選目の選挙は強い。
さらに、その平松さんが『悪人』ではないことが、橋下さんの陣営には誤算になっているのでは」と話す。(続く)
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