11/11/23 22:16:03.26 0
>>1の続き
「18日に開かれた民主党の慎重派の勉強会にも呼ばれて、経緯を聞かれていました。
宗像氏は首相の会見前に用意した発言要旨だったとし、首相の会見のあと、
その趣旨を反映させたものに差し替えなかったため、ペーパーが残ってしまったと言い訳しました。
でも、外形的にはTPP参加の旗振り役である経済産業省が極めて前のめりの参加表明文書を作り、
それが米国に伝わって、日本の見解として発表されてしまったとしか見えない。
それに対して、日本は訂正すらも求めていないのだから、おかしな話です。
本当に差し替える気があったのか。経産省が交渉で、そう言わせようとしたのではないか。
枝野氏はその通りの発言をしているのではないか。疑惑は尽きないし、“違う”と言うなら、
枝野大臣とカーク通商代表との議事録を公表するか、『米側の発表は誤り』と
日本から声明を出すべきです。宗像氏本人か、上司か、大臣か。
誰かが責任を取らなければ、慎重派も収まらないと思います」(ジャーナリスト・横田一氏)
今回はたまたまTVが映像を撮っていたからよかったものの、それがなければ、交渉の裏で
役人が勝手に何をやっているかわかったもんじゃない。そう思うと、ホント、日本の官僚は恐ろしい。
宗像氏は東大法卒、ハーバードでMBAを取得した後、1984年通産省に入省した。
通商経済政策局経済協力課、総務課課長補佐などを経て、ブルッキングス研究所や
ジョージワシントン大で研究をした。新自由主義に染まった役人の身勝手な暴走は許されない。
(おわり)