11/11/20 22:18:22.52 0
>>1の続き
そして東洋水産の2人は「納得がいかない」と言うA氏に手詰まりしたのか、「時間をください」と家を離れた。
その直後、若い方が急に戻ってきて、封筒を渡された。中には、10円玉が一枚……。
「『問い合わせ時の電話代』とのことでした。さらに、『納得がいかないようならば訴えていただいて結構です』と。
訴えるなんて一言も言ってませんし、そもそもそんなつもりもありません。ちゃんとした報告書を持って、
『お体大丈夫ですか?』の一言があれば、僕はそれでよかったんです。時間を引っ張って、
会社の余りモノをお詫びとして持ってきたり、電話代を渡してきたり、なんでそんな火に油を
注ぐようなマネをするんでしょうね。もう、赤いナントカとか緑のナントカは二度と食べません」
A氏が「商品代すらいただけないんですね」と言うと、若い社員は財布を取り出し、商品代金を渡して立ち去った。
ちなみに調査報告書には、混入物の正体がチャバネゴキブリの幼虫だったことのほか、混入経路として、
「製品搬出口や資材類の搬入口から当該虫が工場内に侵入し、包装ライン工程で製品に混入した」
「工場へ搬入する原材料のカートンケース等に付着・混入したものが工場内に持ち込まれ、
カートン開封時に容器包材等に混入した」可能性があると推察しつつも、混入経路の特定には
至らなかったこと。また、現在行っている対策と、今後の対策が書かれていた。
記者が東洋水産に問い合わせたところ、ゴキブリが混入したことは「事実」と認めながらも、
「(ゴキブリが)なぜ入ったかを特定する術がない」ということだった。A氏はいまだに
「トラウマで、コンビニ売りの食品が喉を通らない」と言う。メーカーのミスかどうかは「特定できない」が、
食品に虫が入ることは可能性として十分あり得るということがこの事例からもわかった。
カップラーメンのヘビーユーザーであり、よく噛まずにモノを口にかき込む性分の記者は、早食いを自重しようと思った次第である。
取材・文/トモゾー
前スレ(★1:2011/11/20(日) 20:33:01.31)
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