11/11/18 22:47:53.32 0
(>>1のつづき)
iPhone4S(16ギガバイト)の端末は本来5万円以上するが、通信事業者から多額の販売奨励金が
乗せられているため、実質ゼロ円で購入できる。一方で、ほかの最新のスマホの端末代は3万円前後と、
はるかに高い。
毎月の通信料も、iPhoneのみに専用プランが用意され、その料金は他のスマホより500~1000円ほど
安く設定されている。KDDIのiPhone4Sを2年間使用した場合、端末代と通信料で合計4万円以上安く
抑えられる(下表)。つまり、最も魅力的な端末が最も安い。これでは、他の端末が劣勢となるのも当然だ。
※表:アイフォーンは他のスマホより4万円以上安い
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iPhoneに多額の奨励金が乗せられているのには、訳がある。通信事業者はアップルとの契約時に
販売台数のノルマを課せられているとされ、そうとうの台数をさばく必要があるためだ。だが、あおりを
食う国内メーカーは、「アップルばかり優遇されては不公平。iPhoneをゼロ円で売られたら、われわれの
差別化にも限界がある」と、通信事業者への不満をあらわにする。
国内メーカーを苦境に追い込むのはアップルだけではない。9月末に行われたKDDIの秋冬モデルの
新製品発表会。田中孝司社長が意気揚々と最初に掲げた機種は、台湾HTCのスマホだった。
KDDIではこの秋冬、全9メーカーのうちの半数を海外メーカーが占めた。09年には
英ソニー・エリクソンの1社のみだったが、スマホブームで海外勢が流れ込み、わずか2年間で
競争環境は一変した。(>>3-10につづく)
※図:今や海外メーカーが過半に─KDDI秋冬モデルの提供元・携帯メーカー─
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