11/11/18 20:24:04.31 0
インドネシアを訪れている野田総理大臣は、18日午前、ASEAN=東南アジア諸国連合の首脳会議に
出席し、鉄道や道路を整備して域内の連結を強化するASEAN各国の取り組みを支援するため、2兆円
規模の事業を実施する計画を表明しました。
バリ島でASEAN首脳との会議に臨んだ野田総理大臣のねらいは、中国が影響力を強めるASEANを、
日本側に引き寄せることにあります。日本時間の18日午前11時すぎから始まった会議の冒頭、
野田総理大臣は、東日本大震災での支援に感謝の意を伝え、日本が復興を力強く進めていく決意を伝え
ました。そのうえで、2015年の「ASEAN共同体」の構築に向けた、インフラ整備や税関手続きの
共通化など域内の「連結の強化」の取り組みを、日本が積極的に支援していく考えを表明しました。
具体的には、高速道路や鉄道の整備、港湾や空港の建設などで、およそ2兆円規模の事業計画を実施する
としています。アジア太平洋地域の経済連携や安全保障を巡ってアメリカと中国がせめぎ合うなか、
対米関係を重視する野田総理大臣としては、日本、アメリカ、ASEANの連携を強化していきたい考え
です。野田総理大臣は、午後に行われる、ASEAN10か国に、日本、中国、韓国の3か国を加えた
ASEAN+3の首脳会議では、TPP=環太平洋パートナーシップ協定と並行し、ASEANを軸とした
地域でも自由貿易や経済連携を推進したいという考えを強調することにしています。
▽NHKニュース
URLリンク(www3.nhk.or.jp)