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大阪市長選(27日投開票)で、大阪府警が、一騎打ちとなった現職の平松邦夫氏(63)と
新人で前大阪府知事の橋下徹氏(42)の両候補を警護する異例の措置を取っている。
府・市のトップとして対立してきた両氏は激しい選挙戦を展開し、街頭では規制のロープが
張られるほど大勢の聴衆が集まることもある。ピリピリムードは高まるばかりで、「厳戒選挙」
の様相を呈している。
笑顔を振りまきながら演説する候補者を、黒いスーツ姿の警察官がものものしく取り囲み、
聴衆に鋭い視線を送る。耳にはイヤホンを付け、万一の際に盾代わりにするカバンも持つ。平松、
橋下両氏の周囲で連日、見られる光景だ。
府警によると、警護対象者は国家公安委員会規則の警護要則に基づき、警察庁が指定する。
規定では、衆参両院議長や最高裁長官、大臣、公賓のほか、危険性があると認めれば、私人でも
警護することができる。ただ、首長選の候補に警護が付くのは異例だ。
関係者によると、平松氏は告示前、イベント会場で酔客に絡まれるなどしたため、市側が
「不特定多数の人が集まる選挙中は危険」と府警に相談したという。
過激な言動で知られる橋下氏は、知事時代から脅迫などが絶えず、海外出張時にも専従の
警察官が同行していた。告示後は、車外からつばを吐かれたり、暴言を浴びせられたりすること
もあり、陣営の緊迫感は高い。
▽読売新聞
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