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【ロンドン=中沢謙介】スペイン政府が17日実施した10年物国債の入札は買い手が十分に集まらず、
落札利回りは年6・975%となった。
ロイター通信によるとユーロ導入後で最も高く、1997年以来14年ぶりの高水準(価格は低水準)となり、
国の資金調達が難しくなる危険水域とされる年7%台に迫った。
ユーロ圏第3位の経済大国イタリアに続いて、第4位のスペインにも財政危機が波及する恐れが高まってきた。
国債の応札倍率は1・54倍と低調で、10月の1・76倍を下回った。
既に発行されているスペイン国債の利回りは一時、年6・8%台に上昇(価格は下落)した。
スペインは財政赤字が国内総生産(GDP)比で9・3%に達し、ユーロ圏17か国の平均(6・2%)より財政状況が悪い。
失業率は22・6%とユーロ圏で最も高く、25歳未満の失業率は48・0%に達している。
欧州委員会の予測では2011年と12年の実質GDP成長率は0・7%にとどまる見通しで、
スペイン財政再建の行方が不安視されている。
読売新聞 11月18日(金)1時24分配信
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