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栃木県鹿沼市で今年4月、登校中の児童6人をクレーン車ではねて死亡させたとして
自動車運転過失致死罪に問われた同県日光市大沢町、無職柴田将人被告(26)の
第3回公判が15日、宇都宮地裁(佐藤正信裁判長)であった。
被告人質問と柴田被告の母親の証人尋問が行われ、柴田被告は、持病のてんかん治療を
母親任せにし、3年前に人身事故を起こした後も服薬を怠っていたと明らかにした。
被告人質問で、柴田被告は、小学3年でてんかんを発症して以来、母親が治療や服薬を
全て管理していたと話した。「何かあれば母親が言ってくれる」と検査結果は母親を通じて聞き、
服用薬の変化にも関心がなかった。高校中退後は、服薬の徹底を指示する母親への反発から
意図的に服薬しないこともあった。
2008年4月にも、服薬せずに鹿沼市で運転中にてんかん発作を起こし、小学生に重傷を
負わせる事故を起こしたが、裁判で原因が「居眠り運転」と判断され、その後、クレーンの
運転免許を取得した。
朝夕の服薬が必要だったが、今年4月の事故前日は夕食後に「普通の人がするように一服したい」と
たばこを吸い、その後携帯電話でネットを閲覧して、意図的に服薬をしなかったと語った。
証言台に立った母親は、「中学1年くらいまで頭を叩くなど虐待していた」と明かし、中学2年くらいから
立場が逆転したと説明。暴力を振るったり、物を投げつけたり、「将人が一番偉いという家だった」と
振り返った。「私の虐待が原因でてんかんになったのかもしれないと思い、申し訳なかった」とも述べた。
08年の事故も発作が原因だったが、「居眠りって言うからおめえもそう言えよ」と柴田被告に言われ、
裁判で「居眠りが原因だと思う」と虚偽の証言をしたとした。
22日の次回公判で結審し、年内に判決が出る見通し。
ソース
読売新聞 URLリンク(www.yomiuri.co.jp)