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・野田佳彦首相は13日のAPEC首脳会議で「TPP交渉参加に向けて関係国との協議に
入ることにした」と述べた。そのうえで「TPPはアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)の
基礎となる」と強調した。各国首脳は日本の交渉参加を歓迎する意向を表明した。
FTAAPはアジア太平洋地域全体を包括する自由貿易圏の構想。首相は「さまざまな
アプローチでFTAAPに向けて主導的な役割を果たしたい」と表明した。
これに先立つ12日、米国やオーストラリアなどTPP交渉に参加する9カ国はホノルルで
首脳会合を開き、大枠合意に達した。公表した合意内容では「一部で法的文書は
ほぼ完成した」と明記したが、それ以外は今後も作業が必要だと指摘。市場開放の例外の
扱いについて議論があることも示唆した。オバマ米大統領は2012年中の交渉決着を
目指すと述べた。
12月上旬の次回交渉で12年中の交渉日程を決める。「TPPへの参加を希望するアジア・
太平洋の国と議論を続けていくことを指示した」とも説明した。
一方、カナダのハーパー首相は13日、オバマ米大統領と会談し、TPP交渉参加に
意欲を示した。オバマ氏は歓迎の意向を表明。両首脳は貿易自由化のため高い基準の
TPPの重要性についても議論した。米通商代表部(USTR)によると、メキシコ政府も
参加の意向を表明している。
日本の交渉参加と同時に、これまで参加に慎重な姿勢を示してきた各国もTPPに
雪崩を打ち始めた格好だ。ただカナダは日本と同様に一部農業分野の保護を求めており、
全分野の関税撤廃に反対する意向を示してきた。米国とニュージーランドはカナダの
参加に反対してきた経緯がある。
交渉参加国が一気に拡大した場合、市場開放を巡る各国の利害調整は複雑さを増す。
米国が目指す2012年中の妥結に向けたハードルが高まったともいえる。(抜粋)
URLリンク(www.nikkei.com)
★台湾のTPP参加表明に各国が前向き反応 URLリンク(japan.cna.com.tw)
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