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★民主“インチキ政党”露呈…TPP論議は“八百長”?
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加をめぐる民主党内の対立は、まさに
“八百長”のような決着だった。野田佳彦首相が11日の記者会見で、事実上の「参加
表明」なのに「参加に向けた事前協議」という玉虫色の表現を使っただけで、離党も辞
さない構えを見せていた慎重派が笑顔で矛を収めたのだ。
「参加ではなく、事前協議にとどまった。良かった」
首相会見後、慎重派の中心にいた山田正彦元農水相は国会内で記者会見し、笑顔を見
せた。離党しない考えも示した。同じく原口一博元総務相も「私たちの意図した通り」
と胸を張った。
彼らが評価したのは、野田首相が「TPP交渉参加に向けて関係国との協議に入る」
と述べ、「交渉参加」から表現を後退させた点。
しかし、首相は同時に「貿易立国として活力ある社会を発展させていくためには、ア
ジア太平洋地域の成長力を取り入れていかねばならない」と前のめりで、「事実上の参
加表明」(首相周辺)なのは明白だ。
野田首相は12日朝、APEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議に出席するた
め、政府専用機で米ハワイに出発。オバマ米大統領らに交渉参加方針を伝えることは変
わっていない。
自民党の大島理森副総裁は「ごまかし以外の何物でもない」と切り捨てた。
■ソース(夕刊フジ)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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