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比較的高い放射線量が測定されている千葉県柏市で、市立小中学校などの砂場入れ替え工事を
請け負った市内の土木業者が、学校などの敷地内に砂を埋めるよう市教委に指示されていたにも
かかわらず、ほぼ半分の約40トンを転用目的で自社に持ち帰っていたことが12日、わかった。
市教委は業者から事情を聞き、同日に業者の敷地内で砂を確認。市は業者の処分を検討している。
この業者は、市立柏幼稚園、市立第四、第六小の砂場入れ替え工事を請け負った。10月24日からの
約1週間に砂場から採取した砂は、約1トン容量の大型土のう計95袋になったが、業者はほぼ半数の
47袋を持ち帰った。小学校などそれぞれの砂場からは、高さ50センチの地点で毎時0・18~0・37
マイクロ・シーベルトが計測されていた。
砂場入れ替え工事は、市教委が全61小中学校と1幼稚園で実施しており、深さ40センチまでを採取
して土のうに入れ、新しい砂に入れ替えるよう指示していた。取り除いた砂は学校などの敷地内にすべて
埋め、その工程も写真で細かく報告することになっていた。しかし、この業者は工事完了を市に報告する
際、古い砂をすべて埋めたかのように偽った書類を作っていた。
土木業者の社長は「市民の安心のための工事だったのに、申し訳ない。砂は会社敷地内で土のうなどに
使おうと考えていた」と釈明している。
(2011年11月13日21時59分 読売新聞)
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