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宮内庁は、気管支炎などで東京大病院に入院している天皇陛下に代わり、
秋篠宮さまが１５日に皇居・宮殿で予定されている秋の勲章受章者らとの
面会を行う方向で調整を始めた。秋篠宮さまが陛下の名代となるのは異例。
陛下が公務に支障がある場合、皇太子さまが代わりを務める。しかし、皇太子さまは１５日、
第１４回全国農業担い手サミットの開会式などに出席のため、長野県松本市を訪問する予定。
また、陛下が１５日までに退院したとしても、お住まいの御所での療養が必要と
みられるため、秋篠宮さまが名代を務める可能性が高くなった。
１５日は受章者と配偶者ら約２０００人が集まる。
例年は代表者がお礼を述べ、陛下がお祝いとねぎらいの言葉を述べる。【真鍋光之】
毎日新聞 2011年11月13日 東京朝刊
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