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『週刊文春』2006年2月9日号の記事から。題は「アメリカ牛「メキシコ迂回」疑惑」。
・アメリカでは、年間百万人以上が、牛肉によりサルモネラ菌やO-157の食中毒を起こし、500人以上が死んでいる。
日本では食中毒の死者は年間2名程度。
・米国農務省が実施した調査で、2000トン以上の給食用挽肉がサルモネラ菌に汚染されていることが発覚してから
ようやく規制がかけられることになった。
・汚染肉が見つかっても、企業は罪に問われない。
・アメリカには、「正当な科学的根拠なしに農産物を批判することを禁止する」という「農産物名誉毀損法」という州法がある。
農場が多いコロラド州では、これに違犯すると、民法ではなく、刑法で処罰される。
・山田正彦議員の調査によると、アメリカからメキシコへ30カ月以上の牛や内臓がノーチェックで輸出されている。