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【ホノルル野原大輔】アジア太平洋経済協力会議(APEC)閣僚会議出席のため
米ハワイ州ホノルルに到着した玄葉光一郎外相は10日午後(日本時間11日午前)、
当地のホテルでクリントン米国務長官と会談した。玄葉氏は、
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉への参加について
「現在、国内でギリギリの調整が行われている。今まさに国会で集中審議が行われている。
集中審議終了後に首相が判断する」と説明した。クリントン氏はうなずいて聞いていたという。
玄葉氏は牛海綿状脳症(BSE)対策のための米国産牛肉の輸入規制緩和についても
「内閣府食品安全委員会に諮問する準備をしている」と伝えた。クリントン氏は改めて条件緩和を求めた。
また、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設計画について、
玄葉氏は同県名護市辺野古に代替施設を建設する環境影響評価(アセスメント)の
評価書を年内に県に提出できるよう準備を進めていると表明。
自身が沖縄訪問をしていることなどを紹介し、「沖縄の理解を得ていくため、
米国も沖縄の負担の軽減について、ぜひとも協力をしてほしい」と改めて要請した。
クリントン氏は「説明を聞いてうれしく思う」と、アセスメントなどの対応を評価した。
北朝鮮の拉致、核・ミサイル問題については「北朝鮮による具体的な行動を
引き出すために、日米韓が引き続き団結して連携していく」ことで一致。
海洋の安全保障が主要議題となる来週の東アジアサミット(EAS)についても、
玄葉氏が「オバマ米大統領が参加する今年は試金石となる」と述べると、
クリントン氏は「積極的に発言して参加したい」と応じた。
毎日新聞 11月11日(金)12時42分配信
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