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デンソー、次世代アイドルストップを15年めど実用化-蓄電しHV並み燃費
掲載日 2011年11月29日
【名古屋】デンソーは自動車の減速時に回収・再利用するエネルギー(回生エネルギー
)を電気として蓄え、
電装部品に電気を供給する次世代型のアイドリングストップ機構を2015年をめど
に実用化する。
停車時にエンジンを自動的に止める一般的なアイドリングストップ機構には、約3%
の燃費改善効果がある。
次世代型は燃費を約10%改善でき、ガソリン車の燃費性能をハイブリッド車(HV)
並に引き上げられる。
HVや電気自動車(EV)など電動車の開発競争が過熱する中、ガソリン車における
先進環境技術を自動車メーカーに提案する。
(5面に関連記事)
実用化する次世代型アイドリングストップ機構はスターターと高性能バッテリーな
どで構成する。
減速時や停止時にエンジンを止めて無駄なエンジン駆動をなくすだけでなく、
回生エネルギーを電気エネルギーにして蓄え、カーナビゲーションや前照灯などの補
機類に電気を供給する仕組み。
URLリンク(www.nikkan.co.jp)